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演技派集結の意欲作『colors』に出演 川村亜紀さんインタビュー
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そこにいるだけで絵になる人たち、なんですよね
川村亜紀さん
個性派俳優が大勢出演していて、誰がどこに出ているかを見つけるのも楽しみの1つ。川村さんいわく「一番見つけ辛いのは、もしかしたら水橋研二くんかも(笑)」。
若い監督だけに、その将来性も高く評価する川村さん。

「私がいうのも差し出がましいんですけど、監督はすごく発想力の豊かな方で、あれだけの予算でこういうものをつくれるということは、もっと年齢と経験を重ねて、予算もたっぷりと使えるようになったら、すごいものを撮れるんじゃないかなと思います」

また、今回の撮影では、共演した俳優から多くのことを学んだという。

「私はまだスキルがないし、シリアスな芝居もあまりなかったんですけど、淳さんや光石さんは直前まで笑わせる演技をしていたかと思えば、急にシリアスな演技をする。みなさんもそれまで苦しんでいるのかもしれないですけど、私から見るとさらりとやっているようにみえるので、そういうのを間近で見てとても勉強になりました。それに、そこにいるだけで画(え)になる人たちなんですよね。やっぱり中心になるのが淳さんや俊介さんでないと成り立たなかった映画だと思います」
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いまは映画をたくさんやりたい
演技の話をとても楽しそうにする川村さん。ドラマデビューは2001年だが、映画に度々出演するようになったのは、ここ数年のことだ。

「最初はグラビアのお仕事をしてたんですけど、そのときはそこしか見えていなかったんです。でも、たまたま演技の仕事をいただいたときに、以前から映画を見るのが好きだったこともあって、演じてみたらとても楽しかった。映画って、バラエティー番組より待ち時間は長いし、ワンシーンにすごく時間をかけるので効率は悪いかもしれないけど、それだけの情熱を注げるというのが自分にとってはよかったんです。だから、今は映画の仕事をたくさんやりたいですね」

いまのところ現代劇が多いが、今後は時代劇なども含めていろいろな役に挑戦したいという。

「この前、『純ブライド』という作品で、約20年前の女の子の役をやらせていただいたんですけど、たった20年前でもお友だち同士のやりとりって今と違うんですよね、携帯もないし。そうするとやっぱり、戦前の設定であったりすると、もっと違うんだろうなって。逆に未来のものは、自由に設定できるから、それもまた面白そうですね」
『colors』場面
『colors』より。「ハリウッドでも映画を撮ってみたいですよね」と夢は広がる川村さん。「でも、まずはアジア大陸から順を追って、ね」と自分に言い聞かせるように話していた。
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日本人らしさを生かしたいから、黒髪ロングなんです
ポスターにサイン中の川村亜紀さん
「絵はすごくヘタです」と笑う川村さん。「何て書こう……」と悩みながら、ポスターにサインとメッセージを書いてくれました。そのポスターがオークションに登場します。
黒髪のロングヘアが魅力的な川村さん。大変そうに見える髪のケアについて、「髪が丈夫なので、美容院で月1回トリートメントするくらいですね」と話す。実は川村さんが、ずっとこの黒髪スタイルなのには、ちょっとした理由があった。

「外国の方は日本人の黒い髪をほめてくださるし、やっぱり日本人は肌の色も違うから変に金髪にしても合わないこともありますよね。だから、私は日本人らしさを生かしたいな、って」

ということは、ハリウッド進出が夢?

「いつか海外でもお仕事できればいいな、と思いますが、まずアジア大陸で仕事するのが夢です。私は香港映画が好きで、監督さんだとウォン・カーウァイとかホウ・シャオシェンがすごく好きなんです。俳優さんでは、トニー・レオン。ときどきみせる寂しげな表情とか、スターっぽくなくて色々な役ができるところが好きです。だから、いつかはお会いしたいですね。そのときのためにも、まずは語学を勉強しておかないと(笑)」

(テキスト:中山恵子/撮影:福富雅士)
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企画・編集:キッチュ
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