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現場は毎日が驚きの連続!? 河井青葉さんが語る撮影秘話
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サチコは心のなかに強いものを持ってるんだろうなって思いました
河井青葉さん
質問の1つひとつに、ゆっくりと考えながら丁寧に答えてくれ、カメラマンの要求にもきちんと応じてくれる河井さん。美しさと、誠実な人がらに、取材班もぞっこんです。
ヨウジに密かに思いを寄せるサチコ役を演じるにあたって、どんなイメージを描いていたのだろうか?

「サチコはすごく一途で純粋な女の子。『話したこともない男の人のことをずっと好きでいるという一途さは一体なんだろう?』って考えました。純粋さや、女性らしい優しさを持ちながらも、ネクロボーグになってしまう。自分の意識はなくなってもヨウジを思い出す瞬間があったりして、心のなかに絶対にぶれない強いものを持ってるんだろうなって思いました」

この作品のなかで河井さんと共演シーンが多かったのは、やっぱり主人公のヨウジ役を演じた高橋一生さん。サチコに好意を抱き、ネクロボーグとなったサチコを救おうとするヨウジを演じた高橋さんの印象は?

「ほかのみなさんもそうなんですけど、お芝居に対してすごく真剣なんですよ。日常にありえないシーンって、想像のなかで考えるしかないですよね。謎の生命体に寄生されるシーンなんて私は無我夢中でしたが、一生くんにうまくリードしてもらいました。でも彼は、お茶目なところがあるんですよ。山口監督と小学生みたいにふざけて遊んでいて、おしりとか出していましたから(笑)」
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ある日、撮影現場に行ったら火炎放射器があったんです
どこを取っても大変なシーンばかりのようだが、そのなかでも、とりわけ大変だったシーンは何か、尋ねてみた。

「私が火炎放射器を振り回すシーンがあるんですけど、あれですね。ある日、撮影現場に行ったら地面の上にすごく大きな武器が置いてあったんですよ。特殊効果として、スタッフの誰かが使う道具なんだろうなって思っていたら、『あれを振り回してもらうからね』って。まさか自分が使うものだとは思わなかったですよ。知らされたのが撮影当日(笑)。火炎放射器なんて振り回すどころか、触れたこともなかったですから大変でした。思うように火が出なかったり、カメラとの距離が近すぎてカメラを燃やしそうになったり(笑)」

特技監督の西村喜廣さんが河井さんに内緒で作ったという火炎放射器は、劇中で大活躍しているので要注目!

「もうひとつ大変だったのが、ヨウジとサチコに血の雨が降るシーン。すごく好きなシーンなんですけど、撮影は大変でしたね。私たちに大量の血のりを浴びせるために、まわりで大勢の人が血のりを降らす準備をしてるんですよ。それで本番になると、火炎放射器を作った西村さんが私たち2人の顔をめがけて降らしてくるんです。それも、すごくうれしそうに。もうサチコはネクロボーグになってたので、特殊メイクで目も覆われてたんですけど、目の部分がメッシュになってるので血のりがドンドン溜まってくるんです。演技しながら血のりが気になっちゃって(笑)」
『MEATBALL MACHINE 』場面
『MEATBALL MACHINE』より。これが、モンスターと化してしまった河井さん演じるサチコが火炎放射器を振り回すシーン。ぜひ、みなさん、このシーンは劇場でご確認ください!
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アクションで「おぉ〜!」って思った後、ホロッとしてもらえる作品です
河井青葉さん
ポスターにサイン中! オークションには河井さんのサイン入りポスターとプレス、そして映画に出てくる特殊造形物も登場します。お楽しみに!
2トンもの血のりの雨が降るような大変な撮影もあったこの作品。撮影での裏エピソードは、まだまだつづく。

「民家が近くにあるような路地でも撮影して。撮影中に、おばあちゃんやおじいちゃんが通りかかるんですけど、意外と一回目は気付かなくて(笑)。みんな大体2度見っていうか、いったん行き過ぎてから『あれ!?』みたいな感じで、戻ってくるんです。まさか撮影をやってるとは思わないんでしょうね。きっとあり得ないもの過ぎて、脳が認知しないのかなと……。それに、意外とおじいちゃんとかおばあちゃんはビックリしないってことを知りました。『大変ですね』って声かけてくれたりしましたから(笑)」

河井さんはこの作品でサチコを演じ、演技の幅が広がったという。

「この映画では、確実にちゃんと私の身に何かついたぞって、実感できましたね。こういう役を演じなかったら、きっと、ずっと普通の女の子とか、日常にあることをお芝居するような作品を選んでいたと思います。これを経験したことで、ひとつ飛び抜けることができたんじゃないかなって」

最後に、これから『MEATBALL MACHINE』を見る人たちに向けてメッセージを!

「これまでの日本映画にはなかったタイプの作品なので、新鮮な気持ちで見れる作品だと思います。恋愛の要素もしっかりとあるので、アクションで『おぉ〜!』と思っていただいた後で、ホロッとしてもらえるんじゃないかなって思うので、ぜひ映画館で見てもらいたいですね」

(テキスト:田中隆信/撮影:沼田学)
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企画・編集:キッチュ
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